外傷

外傷

外傷

① 急性硬膜下血腫

② 急性硬膜外血腫

衝撃の強い頭部打撲を負うと、頭蓋内に出血が生じ急速な神経症状を呈します。
重篤な出血の場合には致命的になる場合があるため、救命目的の手術を施行し出血を除去する場合があります。出血が存在する部位により後遺症の程度は異なりますが、一般的に脳挫傷(脳自体の損傷)を伴う場合には、手術を施行しても重篤な後遺症が残存する傾向にあります。


③ 慢性硬膜下血腫

通常の慢性硬膜下血腫は、病院に受診するほどでない軽微な頭部打撲後に、数週間から数か月かけて頭蓋内に血が貯まり、多様な症状を呈します。
この疾患は日常診療で良く診られるもので、手術(穿頭血腫洗浄術)は局所麻酔で、数センチ皮膚切開後に一円玉程度の穴を頭蓋骨に設け、貯まった血を抜きます。通常は手術により症状は回復します。

穿頭血腫洗浄術

術前CT(左)で血腫(黄)が確認されるが、術後CT(右)では手術により除去されている。

穿頭血腫洗浄術