下垂体腺種

下垂体腺種

下垂体腺種

下垂体はホルモンを司る器官で、その部が腫瘍化する多くは良性の下垂体腺腫であります。
下垂体腺腫はある一定のホルモンを多量に分泌する機能性下垂体腺腫とホルモンを分泌しない非機能性下垂体腺腫が存在します。
前者は、分泌されるホルモンの種類により内科的治療や外科的治療を選択します。後者は、下垂体腺種により周囲の脳組織や脳神経に圧迫がある場合には外科的治療を行います。
最も生じやすい症状は視力、視野障害です。外科的治療の主体は顕微鏡を用いた手術でしたが、医療技術の発達により低侵襲な内視鏡を用いた手術に変わりつつあります。それにより安全で根治的な治療が可能となってきていますが、状況により開頭手術や放射線治療を併用する場合もあります。
当院では低侵襲で効果のある内視鏡手術が施行できる施設と連携を組み、病院体制を構築しています。

内視鏡下経蝶形骨洞腫瘍摘出術

術前のMRI(左)では白く腫瘍(矢印)が確認されます。術後のMRI(右)では腫瘍は摘出され、視神経や下垂体茎など正常構造物が確認されます。

内視鏡下経蝶形骨洞腫瘍摘出術

術中写真
内視鏡下で腫瘍(黄矢印)が確認される。

内視鏡下経蝶形骨洞腫瘍摘出術